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【2026.10.7 GIR公開セミナー報告】Dr. Anders Jensen “From Teeth to Tendons: Mapping the Equine Proteome”

イベント報告
2026.10.16

◆講演者:Dr. Anders Jensen (リバプール大学、英国、ポスドクリサーチアシスタント)
◆講演タイトル:”From Teeth to Tendons: Mapping the Equine Proteome”
◆日時:2026年10月7日(水)(14:30~15:30)
◆会場:東京農工大学 府中キャンパス 農学部第1講義棟 1階 1講-16
◆言語:英語
◆開催担当者:グローバルイノベーション研究院 山本 和博 教授 (グローバルイノベーション研究院  ARC山本チーム)
◆開催案内
◆参加人数:45人

<講演概要>

2026年10月7日、グローバルイノベーション研究院(GIR)の若手研究者招聘支援により、英国リヴァプール大学のAnders Jensen博士を招聘し、公開セミナーを開催した。本セミナーは、今年度採択されたARC(Advanced Research Careers)チーム発足後、初めてのGIRセミナーとして実施され、教員、研究者、大学院生など約45名が参加した。

 Jensen博士は、プロテオミクスを専門とする若手研究者であり、細胞外マトリックスの加齢に伴う変化や組織恒常性の制御機構について研究を進めている。特に、軟骨、腱、歯組織などの筋骨格系組織を対象に、質量分析を用いた網羅的なタンパク質解析とバイオインフォマティクスを組み合わせた研究を展開している。

 今回のセミナーでは、プロテオミクスを活用したウシ、ウマおよびヒトの歯組織における加齢変化や、ウマの歯科疾患に関する研究成果を中心に、大規模なタンパク質データの解析・可視化手法と、そこから得られる生物学的知見について紹介された。特に、複雑かつ膨大なデータを直感的に理解できる形で可視化し、その生物学的意義を分かりやすく伝える研究アプローチは、参加者に新たな視点と研究手法を提供する貴重な機会となった。また、今回の招聘は、ARCチームが推進する「組織恒常性」の研究と、Jensen博士のプロテオミクス解析技術を融合させる国際共同研究の発展を目的としている。今後は、細胞外マトリックス代謝やLRP1を介した組織恒常性制御に関する共同研究を推進するとともに、海外研究機関との継続的な研究交流や若手研究者の国際的なネットワーク形成につなげていくことが期待される。

 本セミナーは、ARCチームによる今後の国際研究交流の第一歩となる有意義な機会となった。

 

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