研究院長
亀田 正治
東京農工大学は、農学と工学の先端分野における教育研究のグローバル化を推進しています。平成28年度には、「世界と競える先端研究力の強化」に向けた研究特区として、新たな大学院研究組織、「グローバルイノベーション研究院(GIR研究院)」を設置いたしました。GIR研究院は、「女性未来育成機構」と「テニュアトラック推進機構」の2機構を包含しています。GIR研究院では、本学の重点分野である食料、エネルギー、ライフサイエンスの3分野における国際共同研究を推進するとともに、国際的に活躍する優秀な若手人材の育成に力を注いでいます。本研究院では、世界の第一線で活躍する外国人研究者を雇用・招へいし、併せて本学教員と大学院生の海外派遣も行い、最先端研究を共に行う機会を設定することにより、国際共同研究を推進し、国際共著論文の飛躍的な増加、そして、優秀な理系グローバル人材の育成を目指しております。
平成30年4月からは、柔軟な人事制度による若手研究者人材の登用・育成システムを導入し、GIR国際共同研究への参加を奨励するとともに、若手研究者の渡航支援等を行い、国際的に活躍する若手人材の育成を推進しています。
令和2年4月からは、更なる機能強化と世界トップレベルの研究水準を目指し、国際共同研究拠点Global Research Hubを設置しました。本学が世界に伍する研究テーマにおいて複合する国際共同研究の推進と、国際的な頭脳循環を継続する拠点の形成を目指して参ります。
今年度も、更なる活性化を目指し、本学の研究特区・大学改革の本拠地として機能していくよう貢献していく所存です。
国内外ならびに学内外の皆様のご協力とご支援をお願い申し上げます。
東京農工大学 グローバルイノベーション研究院長
亀田 正治
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