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【2023.11.9. GIR公開セミナー報告】Dr. Mohammad Monirul Islam “Anti-SARS-CoV-2 IgG antibodies in the sera of COVID-19 infected and COVID-19 vaccinated populations in Bangladesh”

イベント報告
2023.11.30

◆講演者:Dr. Mohammad Monirul Islam (バングラデシュ、チッタゴン大学、教授)
◆講演タイトル: “Anti-SARS-CoV-2 IgG antibodies in the sera of COVID-19 infected and COVID-19 vaccinated populations in Bangladesh”
◆日時:2023年11月9日 (木) 15:00~16:30
◆会場:東京農工大学 小金井キャンパス 11号館 1階 L1111 講義室
◆言語:英語
◆開催担当者:黒田 裕 教授(グローバルイノベーション研究院 ライフサイエンス分野 黒田チーム
開催案内
◆参加人数: 20名

講演概要

重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SASR-CoV-2)によるコロナウイルス感染症2019(COVID-19)は、近年では世界が経験したことのない最大の公衆衛生上の脅威をもたらした。幸いなことに、SARS-CoV-2に対するワクチンの開発はかつてないスピードで進んだ。ワクチン開発は2020年1月初旬に開始され、予想外の速さでWHOとFDAは世界中で集団予防接種を行うためのワクチン数種を承認した。しかし、積極的なワクチン接種にもかかわらず、世界では毎日のように新たな感染が記録されている。COVID-19のパンデミックは収束し、集団予防接種が行われているが、いくつかのCOVID-19ワクチンに対する免疫応答の勢いと質はまだ不十分である。また、混合ワクチン(異なる種類のワクチンを異なる用量で接種すること)による免疫増強の詳細については、まだ明らかにされていない。本セミナーではIslam先生の研究チームが実施したバングラデシュにおけるSARS-CoV2自然感染者(ワクチン未接種)、SARS-CoV2非感染者(ワクチン未接種)の血清中の抗SARS-CoV-2 IgG抗体に関する臨床調査を紹介した。取り分け、患者の年齢、性別の抗SARS-CoV-2 IgG抗体の持続性を紹介した。

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