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【2023.11.10. GIR公開セミナー報告】Dr. Václav Hlaváč “Cluttered Cables Segmentation by Moving; Method and Dataset”

イベント報告
2023.11.13

◆講演者:Dr. Václav Hlaváč  (チェコ工科大学 、チェコ、教授)
◆講演タイトル: “Cluttered Cables Segmentation by Moving; Method and Dataset”
◆日時:2023年11月10日 (金)16:30~18:00
◆会場:東京農工大学 小金井キャンパス 小金井講義棟 2階 L0026講義室、Zoom
◆言語:英語
◆開催担当者:清水 郁子 准教授(グローバルイノベーション研究院 エネルギー分野 水内チーム
開催案内
◆参加人数: 42名(対面+Zoo)

講演概要

チェコ工科大教授のVáclav Hlaváč先生をお迎えし,GIR 公開セミナーを開催した.チェコ工科大は,チェコ共和国内のみならず,中央ないし東ヨーロッパにおける理工科系大学のうちの最も権威ある大学のひとつである.東京農工大学は,平成6年(1994年)にCTUと大学間交流協定を締結して以来,教員・学生による相互交流を極めて活発に継続してきた.Václav Hlaváč先生は,チェコ工科大では,Czech Institute of Informatics, Robotics and Cybernetics(CIIRC)副所長等の要職にあり,農工大との姉妹校協定の窓口教員となっていただいている.Hlaváč先生の研究分野はコンピュータビジョン,パターン認識,ロボティクスを専門とし,特にコンピュータビジョンやパターン認識の分野において世界的に著名な研究者である.
本セミナーではチェコ工科大のCIIRCにおけるロボット研究・コンピュータビジョン研究の概要についてご紹介いただいたほか,複雑な環境下でのケーブルの取り扱いが可能なロボットを実現するための関連技術について最新の研究内容についてご紹介いただいた.未発表な技術を含むため詳細は省略するが,例えば,画像中のケーブルを自動認識するための学習データの生成方法について,非常に興味深い内容のご講演であった.
参加者からも多くの質問・ディスッションがあり,活発な議論が行われた.
公開セミナーには,オンラインで企業等の研究者達も参加しており,セミナー終了後には学生・企業研究者・教員らによる総合的なディスカッションがあり刺激的で非常に有意義なセミナーであった

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