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◆Dr. James Friend (米国、セントルイス・ワシントン大学、教授)
◆講演タイトル:”Making the Invisible Measurable: Interfacial Fluid Dynamics from Nanometer Confinement to Capillary-Wave Turbulence”
◆日時:2026年9月28日(月) 16:30~18:00
◆会場:東京農工大学 小金井キャンパス 6号館 5階 501南セミナー室
◆言語:英語
◆開催担当者:倉科 佑太 准教授 (グローバルイノベーション研究院 ARC川野チーム)
◆開催案内
◆参加人数: 49名
講演概要
セントルイス・ワシントン大学のJames Friend先生をお迎えし、GIR ARC川野チームとJST ASPIREの合同セミナーを開催した。Friend先生は同大学の機械工学・材料科学部門の学科長を務め、微小スケールの音響現象とその医工学応用を専門としている。本セミナーでは、通常の光学観察では捉えることが難しい流体界面の運動を、高速デジタルホログラフィック顕微鏡により定量化する研究について解説いただいた。
まず、MHz帯の高周波の超音波を照射した液滴を対象に、液滴噴霧や音響流に関するメカニズムを紹介された。液滴内部の音場、音響放射圧および界面形状の変化が相互に作用する非線形フィードバックにより、界面の運動が生じることを説明された。
さらに、超音波を用いて細胞の機能を制御するソノジェネティクスについての研究を紹介された。ソノジェネティクスは超音波に応答する陽イオンのイオンチャネルを用いることで、外部から細胞に遺伝子発現を促し、神経細胞等の活性を促す研究である。最終的に脳神経への治療を見据えた壮大な研究テーマといえる。
また、海外での研究活動やキャリア形成に関わる視点として、積極的に自分から飛び込んでいくことの重要性についてもお話しいただいた。懇親会では本学の教員が多数参加し,Friend先生を含めて国際的な研究交流の場を設けられた。加えて学部生から博士学生まで多数の学生が参加し,海外留学や日本とアメリカ合衆国のアカデミア環境の違いなどキャリア形成を大きく後押しするディスカッションの様子が垣間見えた。微小スケールでの超音波現象の精密な制御に関する研究内容と、国際的に研究を展開する姿勢の双方を学ぶことができる有意義なセミナーとなった。
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