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イベント報告

【2020.3.10 GIR公開セミナー報告】”Community-based Digital Farming Strategy” “Digitalisation to enhance ecosystem services and Biodiversity: Background of the Project DAKIS- Digital Agricultural Knowledge and Information System”

2020.3.12

講演者 

Dr. 澁澤 栄 (東京農工大学 卓越大学院プログラム 特任教授) 

Dr. Sonoko D. Bellingrath-Kimura (ドイツ、ライプニッツ農業景観研究センター 第二領域  土地利用とガバナンス 長・教授)

◆日時:2020年3月10日(火)

◆会場:東京農工大学 農学部本館1階 卓越大学院セミナールーム

◆言語:日本語

◆開催担当者:大津 直子 教授 (グローバルイノベーション研究院  食料分野 大津チーム)

◆参加人数: 教員5名、学生2名、zoomによる参加5名 後日google classroomで配信

開催案内

講演概要

Bellingrath-Kimura教授は土壌学者であるが、現在はIoT農業の大きなプロジェクトに携わっており、そのお話を頂いた。また日本のスマート農業の第1人者である澁澤栄特任教授にもご講演をいただいた。

まず澁澤先生より、Community-based Digital Farmingについてご講演をいただいた。日本やアジアでは小規模農家が多いため、地域ごとのシステムが重要であり、そこでは研究者と農家の方々が一緒になって進めることが大事であるということを、これまでに澁澤先生が取り組まれてきた実例を挙げながらご説明頂いた。Bellingrath-Kimura先生と澁澤先生の間で、スマート農業推進のために集めたデータについて、個人的な情報と公共の情報を分ける方法についての議論があった。

続いてBellingrath-Kimura教授より、ドイツにおけるIoT農業の現状や、現在進めているDAKISプロジェクトについての講演があった。EUでは、生態系の維持と農業生産のバランスを保つことが重要と認識されており、そのために、農地のうち生産性の低い部分をについて生物多様性を維持する取り組みが紹介された。またそれを評価するシステムとして用いられているIoT技術の説明もあった。さらに、ドイツにおける農工融合の例として、農学研究者がアイデアを出し、工学研究者の技術により実現させ、それを再度農学研究者が検証する、というプロジェクトについてもお話を伺った。

コロナウィルス感染防止のために、出席者を限定し、ウェブ配信によりセミナーを行った。少人数ではあるが参加者の間で活発な議論が行われた。参加した学生からは、日本においても、農業に生物多様性保全の価値があることを広く認識してもらうにはどうしたらよいかという質問があり、Bellingrath-Kimura教授は、その価値を研究者が評価して示すことが重要だと話されていた。

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