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イベント報告

【2019.07.26 GIR公開セミナー報告】”Microscopy of wood decay”

2019.8.2

講演者 Dr. Peter Kitin (University of Wisconsin, U.S.A.)

◆日時:2019年7月26日(金)

◆会場:東京農工大学 府中キャンパス 1号館  11教室

◆言語:英語

◆開催担当者:船田良 教授 / 半 智史 准教授 (グローバルイノベーション研究院  食料分野グループ)

◆参加人数: 27名

開催案内

講演概要

食料分野グループでは、Peter Kitin先生(University of Wisconsin-Madison, U.S.A.)をお迎えして、公開セミナーを開催した。Kitin先生は木材解剖学および樹木生理学の分野で最もアクティビティの高い研究者の一人であり、様々な顕微鏡を用いた観察手法に精通している。今回は「Microscopy of wood decay」というタイトルでご講演いただいた。公開セミナーには、木材解剖学、樹木生理学、細胞生物学、セルロース科学、生分解制御学、環境資源科学に関連する教員、研究者や学生が参加した。

セミナーでは、木材腐朽により引き起こされる問題の紹介、木材腐朽菌に対する樹木の応答、樹木組織中における木材腐朽菌の移動経路などこれまでの研究について整理された後、蛍光試薬のメタクロマジーや蛍光ビーズを用いた木材腐朽のごく初期に起こる変化の解析手法、試料を凍結させたまま観察することでインタクトな水分布やフェノール性物質の局在を可視化したクライオ蛍光観察法を用いた研究など、顕微鏡を用いた木材腐朽に関する最先端の研究成果を紹介いただいた。これらの蛍光顕微鏡や電子顕微鏡、低温での顕微鏡観察を組み合わせた手法は、我々が進めている植物バイオマスの高度利用のための細胞壁の分子構造解析において非常に有用であり、今後の継続的な国際共同研究の遂行を含め、研究のさらなる発展が期待できる内容であった。

質疑応答の時間では、これらの興味深い研究成果や研究手法について活発な議論が行われた。セミナーの参加者は半数以上が学生であり、本学の学生にも刺激を与えることができ、教育面においても意義深いセミナーとなったといえる。

 

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