メニュー

トピックス

【GIR公開セミナー】Dr. Robert E. Simpson “Phase change material programmed photonics: plasmonic, dielectric, and interband resonances”

イベント報告
2026.3.12

◆講演者:Dr. Robert E. Simpson (英国、バーミンガム大学、准教授)
◆講演タイトル:”Phase change material programmed photonics: plasmonic, dielectric, and interband resonances”
◆日時:2026年3月9日(月)(14:00~15:00)
◆会場:東京農工大学 小金井キャンパス11号館 1階 L1111講義室
◆言語:英語
◆開催担当者:グローバルイノベーション研究院 工学研究院 久保 若菜 教授 (グローバルイノベーション研究院 エネルギー分野 久保チーム
開催案内
◆参加人数:17人

講演概要

英国バーミンガム大学Robert E. Simpson先生をお迎えし,GIRセミナーを開催した.A科の久保研究室の学生9名のほか,他学科のPI, 学生,スタッフなどの参加があり,総勢17名の参加者であった.個別ディスカッションを重視するために、セミナーは対面開催のみとした.Simpson先生には1時間にわたって最新の研究について紹介いただき,その後の30分を質疑応答に費やした.
 これまでのSimpson先生の研究において,相転移材料に異なる強度のレーザー光を照射すると,相転移材料の相転移後の色が異なる現象が判明している.しかし現時点において,なぜレーザー光の強度に依存して相転移後の色が変わるのか,は判明していない.今回のセミナー講演では,相転移材料の相転移後の色を決める物理的要因について,材料の誘電率,屈折率,および結合数の観点から議論が行われた.その結果,密度汎関数理論 (DFT)計算を実施したところ,材料の誘電率,屈折率,および結合数が相転移材料の相転移前後において劇的に変化することが明らかになった.
 これに対し,DFT計算とはどのような手法であるのか,相転移材料はどのような応用に展開できるのかなどの質問が学生から寄せられた.加えて学生からは,バーミンガム大学での学生生活についての質問があり,バーミンガム大学への留学について具体的説明がなされた.セミナー後も数名の学生とSimpson先生とが議論する様子がみられた.
 中東情勢により,Simpson先生の到着が当初より遅れたため,セミナー時間が直前に変更となったが,セミナーでは活発な議論が行われ,有意義なセミナーとなった.

このページの上部へ