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イベント報告

【2020.12.8 GIR公開セミナー報告】 “Developing semi-quantitative in situ detection methods for lignin in plants”

2020.12.22

講演者 

Dr. Edouard Pesquet (Associate Professor, Department of Ecology, Environment and Plant Sciences, Stockholm University, Sweden)

◆日時:2020年12月8日(火)

◆会場:Zoom

◆言語:英語

◆開催担当者:梶田 真也 教授(グローバルイノベーション研究院  食料分野グループ)

◆参加人数:40人 後日google classroomで配信

開催案内

講演概要

5年間にわたって共同研究を行っているエドワ・ピスケ先生にお願いして、今年共著で発表した下記3報の論文の主要な内容について講演をいただいた。主な内容としては、種々のリグニン生合成変異体を用いてリグニン中の特定の分子構造の存在量や存在部位を調べ、リグニンの構造が細胞の種類や細胞壁の壁層で異なっていること、またその変化が変異した遺伝子の種類に大きく依存していることなどを明らかにしたというものである。

学内外から40名の参加者があり、約1時間の講演の後、活発な質疑応答が行われた。更に、閉会後も学外者を交えて非公式な議論が行われ、日欧のコロナ禍の状況に加え、欧州の競争的資金の状況などについても情報共有した。今後の研究の進め方については、農学部長を交えての議論も行った。

[1] Blaschek et al., (2020a) Frontiers in Plant Sciences – https://doi.org/10.3389/fpls.2020.00109

[2] Blaschek et al., (2020b) ACS Sustainable Chemistry and Engineering https://doi.org/10.1021/acssuschemeng.0c00194

[3] Yamamoto et al., (2020) ChemSusChem – https://doi.org/10.1002/cssc.202001242

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