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2019.10.1
講演者 Prof. Guanghui Ma (Institute of Process Engineering, Chinese Academy of Sciences)
◆日時:2019年9月24日(火)
◆会場:株式会社栗本鐵工所東京支社会議室 太陽生命品川ビル7階
◆言語:英語
◆開催担当者:神谷 秀博教授 (グローバルイノベーション研究院 ライフサイエンス分野 荻野チーム)
◆参加人数: 30名
◆開催案内
講演概要
近年、中国では政府の強い後押しの下、科学技術の発展が目覚しく、粉体技術分野においても、技術開発が盛んに進められている。GIRでは、日本粉体工業技術協会・微粒子ナノテクノロジー分科会と共同開催で、GIRスーパー教授・馬光輝先生と、同教授が主宰する国際会議参加のため来日された中国科学院(CAS)プロセスエンジニアリング研究所(IPE)(Institute of Process Engineering, Chinese Academy of Science)の5名の研究者の講演会を共催した。以下に講演の概要を報告する。
Guanghui Ma (馬 光輝)中国科学院(Chinese Academy of Science:CAS)は、研究所(Institute)106、地方支社(Branche)12、3大学、キーラボ(Key Lab)89、センター47、植物園13、標本貯蔵所26及び400を超えるスピンオフ企業から成る巨大科学研究組織である。馬教授は、プロセスエンジニアリング研究所(Institute of Process Engineering: IPE)に所属し、バイオケミカルエンジニアリングのキーラボの責任者を務める。講演では、キーラボにおける研究開発内容の概要が紹介された。
2) Peof. Dan Wang (王 丹)
中空多重セル構造体(Hollow multi shelled structure: HoMSs)の合成とその応用について紹介された。HoMSsとは、異なる材質・組成の中空多重シェル構造を持つ粒子状材料であり、一個体で一つ以上の機能を発揮することができる。リチウム二次電池(LiB)の活物質、多機能(ダブル)触媒、電磁波吸収体、太陽電池触媒やDDSなど多くの分野での適用が検討されている。
3) Prof. Wei Wei
均一粒径かつ自己蛍光特性を持つキトサンナノ及びミクロ粒子の医薬適用について紹介された。キトサンミクロ粒子は付着性、吸着性、分配性、生分解性が粒径に依存し、異なる特殊医薬要求にも応えることができる。
4)Dr. Yufei Xia
優れたワクチン製造を目的とした、油中ポリマー粒子系エマルジョン手法の研究開発について紹介された。
5) Dr. Hua Yue
革新的な生医学的放出システムに応用可能な2Dグラフェン酸化物の研究開発が紹介された
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