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日独英研究連携によるコラーゲン分解代謝を応用した疾患治療分子の開発

【ライフサイエンス】 稲田チーム

  • 研究概要

    GIR稲田研究チームでは、日独英の共同研究により、コラーゲンの分解・代謝に基づく疾患治療分子の開発を進めています。コラーゲンは、生体内で分子量が大きく、最も量が多いタンパク質であり、皮膚、骨、軟骨、腱、靭帯、血管、消化器などの組織の構成要素として重要な役割を担っています。現在、コラーゲンの異常分解や不適切な組み立てが、様々な疾患を誘発することが報告されています。関連する疾患としては、がん、骨粗鬆症、歯周病、筋萎縮などがありますが、これら疾患のコラーゲン代謝機構は未だ不明です。そこで、本研究チームでは、各疾患におけるコラーゲン分子の遺伝子解析や代謝解析を行い、疾患の予防・治療因子を開発するための基盤を構築しています。コラーゲンの分解・代謝に関する研究に基づく治療因子の開発が確立されれば、コラーゲン分解に関連するすべての疾患への応用が可能となります。本研究チームでは、国際的な医療機器、医薬品、薬剤への産業応用を視野に入れた国際共同研究を推進します。

代表者について

外国人研究者について

その他の研究者

野村 義宏(農学部附属硬蛋白質利用研究施設・教授)
宮田 真路(農学部附属硬蛋白質利用研究施設・准教授)
平田 美智子(工学研究院・講師)

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