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数理モデルを活用した時空間土壌水分変動予測に関する研究

【食料】 斎藤広隆ユニット

  • 研究概要

    土壌水分動態の解析に用いる物理モデルに用いられるパラメータの多くは,土壌の物理特性と関連し実験室で直接計測可能である.一方で,パラメータの不足に対応できないことや,適切な初期条件・境界条件の設定が必要になるなど,物理モデルの適切な利用にはある程度数値解析の素養が求められる.一方で,土壌の物性値のようなパラメータを必要としないデータ駆動型モデルも,土壌水分動態の予測に多く用いられてきた.しかし,データ駆動型モデルの予測能力はデータに含まれる情報の質と量によって制限される.本研究では,物理モデルの入力パラメータをデータ駆動型モデルから予測する場合に,データ駆動型モデルの予測が物理モデルの結果に与える影響を評価する.さらには物理モデルの結果をデータ駆動型モデルのトレーニングデータとして利用することについて検討し,土壌水分動態解析において,物理モデルとデータ駆動型モデルの統合のあり方を検討する.

代表者について

外国人研究者について

その他の研究者

辰己 賢一 (農学研究院・准教授)

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