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イベント情報

オンラインセミナー【GIR公開セミナー】Dr. John W.M. Bush / マサチューセッツ工科大学 (米国)

日時 2022.3.23(8:30~9:30)
会場

Zoom

ミーティングID:815 9218 8092

パスコード:964857

講演者 Dr. John W.M. Bush
所属機関 マサチューセッツ工科大学 (米国)
講演タイトル "Beyond Six Feet: Respiratory flows and airborne disease transmission"

〈要旨〉
We first describe respiratory flows associated with breathing, coughing and sneezing, giving particular attention to both the liquid and gas phases. We demonstrate that the widely implemented 6-foot-rule safety guideline for COVID-19 was based on a physical picture in which the gas-phase was neglected. Consideration of the gas-phase flows makes clear that the range of droplet-borne pathogen may greatly exceed 6 feet, and introduces the possibility of long-range airborne transmission. Evidence is presented that airborne transmission was the dominant mode of transmission of COVID-19. We develop a guideline for mitigating airborne disease transmission that provides a limit for the time spent in indoor spaces with infected individuals. We further demonstrate that carbon-dioxide may serve as a proxy for concentration of airborne pathogen; thus, carbon-dioxide monitoring allows for a real-time assessment of the risk of COVID-19.
言語 英語
対象 どなたでも、ご参加いただけます。
共催 グローバルイノベーション研究院 ライフサイエンス分野 田川チーム
卓越大学院プログラム
お問い合わせ窓口 グローバルイノベーション研究院・工学研究院 田川 義之
e-mail:  tagawayo(ここに@ を入れてください)cc.tuat.ac.jp
備考

参加人数:30人

 

John Bush先生をお迎えして,GIR公開セミナーを開催した.Bush先生は,応用数学および流体力学を専門とし,NatureやScienceなどの学際的トップジャーナルに継続的に成果を発表するなど,一流の研究者である.
今回のセミナーでは,まず呼吸・くしゃみに伴う呼吸流について説明があった.特に,液相と気相の両方に注目したモデル化について解説があった.その結果,広く実施されているCOVID-19の6フィートルール(2 m)の安全ガイドラインは,気相を無視した物理的なイメージに基づいていたことが明らかになり,本来は不十分であることが示された.そこで気相の流れを考慮することで,飛沫感染する病原体の範囲も明らかになり,2 mよりも長距離の空気感染の可能性が示された.その証拠にCOVID-19の感染様式は空気感染が支配的であった.これらの解析に基づき,COVID-19の空気感染に関するガイドラインを提示された.空気感染による疾病の伝播を軽減するために,感染者と屋内空間で過ごす時間の制限を設けることが有効であることが示唆された.さらに,二酸化炭素が空気中の濃度の代理人として機能することが実証された.
したがって,二酸化炭素のモニタリングにより,屋内環境におけるCOVID-19のリスクをリアルタイムに評価することができることが示された.
公演終了後には聴衆からの質問が多数あり,本学の複数の教員からの質問だけではなく,学生からも多くの質問があがり,大変有意義なセミナーであった.セミナー後は,今後の国際共同研究についての検討も進めることができ,チームリーダーとの交流という点でも意義深いのであった.

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