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動物共生情報学拠点

  • 研究概要

    家畜から愛玩動物、また野生動物に至るまで、人間と動物は,古来より共に共存する関係であった。高齢者社会を迎え、独居老人が増加する中で、ますます人間と動物の共生は重要になってくる。この人間と動物の関係は,情報技術が社会を変えつつある中で,新たな段階に来たと言える。AIやXRのような最先端技術は、人間社会や我々の生活環境・習慣を大きく変えた.AIは異なる言語同士の壁を低くしたし,画像や音声の認識技術は、人間の知覚を強化・代替できるものになりつつある。一方で動物と人間の共生に関しては、情報技術が浸透していないのが現実である。人間は動物の意図や意思を理解することはできないし、動物が人間の意図を理解できているかは定かではない.また,動物のこころ、もしくは人間に与える癒やしのような感覚的なものを情報学的に定量化するには程遠い。 
    以上の背景の下で,本拠点においては,全学から関連教員が一同に集まることで、人間と動物が共生するための情報学に基づく学理を展開するとともに、ここから新たな産業や医療を創出する。具体的には以下の目標を設定して研究を実施する。 

     ・動物と人間の異種間コミュニケーションのメカニズム,またその起源を明らかにする。   
     ・愛玩動物が人間に与える癒やしを定量化し,AI化によりペットロボットやXRアバタへ転移させる基盤をつくり,さらには人と動物の共生社会の未来を創造していく。

代表者について

外国人研究者について

その他の研究者

近藤 敏之(工学研究院・教授) 
藤波 香織(工学研究院・教授)
福田 信二(グローバルイノベーション研究院(農学研究院)・教授)
藤田 桂英(グローバルイノベーション研究院(工学研究院)・教授) 
入交 眞巳(ディープテック産業開発機構・特任准教授) 
矢田部 浩平(工学研究院・准教授) 
瀧山 健(工学研究院・准教授) 

 

 

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