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分野グループ・研究チームの紹介(食料)

食料3 高田研究チーム

マイクロプラスチックの海洋生態系への影響評価

代表者について

氏名 高田 秀重  
所属研究機関 農学研究院
部門 物質循環環境科学部門
役職 教授
URL http://web.tuat.ac.jp/~gaia/Index.html

外国人研究者について

氏名 Richard Thompson
所属研究機関 プリマス大学(イギリス)
部門 理工学部
役職 教授
URL https://www.plymouth.ac.uk/staff/richard-thom…

氏名 David Crews 
所属研究機関 テキサス大学(米国)
部門 Section of Integrative Biology
役職 教授
URL https://cns.utexas.edu/directory/item/7-integ…

氏名 Andrea C. Gore  
所属研究機関 テキサス大学(米国)
部門 Division of Pharmacology and Toxicology
役職 教授
URL https://sites.utexas.edu/gore/

研究者一覧

渡辺 元(農学研究院・教授)、水川 薫子(農学研究院・助教)

研究概要

海洋へのプラスチックの流入は増加しており、対策を講じなければ、将来それに起因する生態系への脅威は顕在化する可能性がある。本研究では、海洋プラスチック汚染について、物理、化学、生物の分野から世界の第一人者を本学に迎えて、それぞれの手法に基づく共同研究を行い、国際共著論文を執筆する。特に、2018 年度は、プラスチック摂食の生物影響の中でも最も鋭敏で深刻な内分泌系への影響に焦点を当てて、専門家を招聘する。現在、世界の他大学で海洋プラスチック、マイクロプラスチックについて内分泌学も含めて世界各地から研究者を招聘し、拠点として機能している大学はなく、本学が日本初、そして世界初の拠点になる。

研究目的

我々のチームの目的は、海洋プラスチックおよびマイクロプラスチック汚染についてのダイレクトな情報交換・意見交換を最先端の研究者と行うことにより、世界的なマイクロプラスチック汚染研究を加速する研究拠点を形成することである。研究者の来日時を中心に、情報交換・意見交換活動を進める。その上で、マイクロプラスチックの生態系影響を考える上で鍵となる実験・観測を遂行する。
これまでの研究から、様々な野生動物の中で海鳥が海洋プラスチック汚染の影響を最も受け易い生物であることが明らかにされているので、2018年度も引き続き海鳥に焦点を当てて、プラスチックとプラスチックに含有・吸着されている有害化学物質の海鳥への影響について、学術論文のレビューおよび実験による評価を行う。

研究計画

世界各地の多種の海鳥からの尾腺ワックスを採取し、尾腺ワックス中の臭素系難燃剤、フタル酸エステル類、紫外線吸収剤等のプラスチック添加剤を分析し、海鳥のプラスチック由来の化学物質汚染の程度と広がりを明らかにする。特に、プラスチック由来の化学汚染のハイリスク種を特定し、それらの種について、血液や皮下脂肪の毒性化学物質の網羅分析と血液中ホルモン類の分析等から化学物質の影響を評価する。尾腺ワックス試料は世界各地の関連研究者から提供を受ける。海鳥のプラスチック摂食は、棲息海域のプラスチック汚染の程度と海鳥の採餌行動、消化管野形態等の影響を受け、評価は複雑である。海域のプラスチック汚染の中でも、添加剤、吸着由来の化学物質の海鳥への影響については、渡辺、Dr. David Crews, Dr. Andrea C. Goreを中心に 内分泌攪乱を文献レビューと我々の行う飼育プラスチック摂食実験の結果を組み合わせて、評価を行う。

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