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分野グループ・研究チームの紹介(食料)

食料5 五味研究チーム

レジリエントな次世代農山村社会基盤構築に向けたグリーンインフラ研究拠点形成

代表者について

氏名 五味 高志
所属研究機関 農学研究院
部門 国際環境農学部門
役職 教授
URL http://web.tuat.ac.jp/~gomit/

外国人研究者について

氏名 Roy C. Sidle
所属研究機関 サンシャイン・コース ト大学(オーストラリア)
部門 Sustainability Research Centre
役職 教授
URL http://www.usc.edu.au/explore/structure/facul…

氏名 Raghavan Srinivasan
所属研究機関 テキサスA&M大学 (米国)
部門 Departments of Ecosystem Sciences and Management
役職 教授
URL http://ssl.tamu.edu/people/r-srinivasan/

研究者一覧

戸田 浩人(農学研究院・教授)、白木 克繁(農学研究院・准教授)、加藤 亮(農学研究院・准教授)

研究概要

近年、地球温暖化等を要因とする、渇水や水質の悪化による水資源利用制限、洪水や土砂災害等が発生し、農林業基盤が脅かされる恐れがある。我が国では「水循環基本法」に示されるように、安心・安全な水供給は、農林業基盤の維持管理や地域防災を推進する上で「要」である。農林業分野で先進的な資源管理を行う欧米各国のみならずアジア・アフリカ地域でも、国や地方自治体、民間企業から「地域の水」の定量的な管理指標が求められている。
本研究チームでは適切な森林や農地の管理による持続可能なグリーンインフラ整備を目指し、①流域水資源の定量的な評価と適切な管理手法の確立、②ゾーニング及び管理対象地の抽出による地域の防災計画を統合的に評価・管理するシステムの確立を可能とする、国際的なプラットフォーム形成を目指す。

研究目的

水は、地域コミュニティーを維持し、かつ持続的な農業を行うための安心・安全な「水供給」とともに、地域防災の点では過剰な水による災害対策を講じることが必要とされている。近年の地球温暖化等を要因とした局地的豪雨が増加し、森林荒廃に伴う洪水や渇水頻度等が変化している状況において、日本、欧米、アジア地域などの水をめぐる諸問題に対して、グローバルな視点を持ちながら、持続的な農林業基盤に関連する問題にローカルな視点で対応できる、流域水資源管理手法の確立が必要である。すなわち、従来個別に扱われてきた「農業」、「林業」、「災害対策」を、水資源管理と防災計画を統合するプラットフォームの確立が求められている。
これまでに日本やアジア、北米などの研究サイトで蓄積されてきた既存の流域水流出データを活用し、流域資源管理に伴う水流出量変化について、渇水や洪水、土砂災害対策の視点での流域水資源評価モデルを開発する。日本国内、アジア、北米などの異なる降雨特性、植生や地質タイプ、さらには異なる社会的背景や資源利用形態に対応するために、地域横断的な評価指針を確立することのできるモデルの構築を目指す。

研究計画

本研究は、研究参画者らがこれまでに蓄積してきた国内外の研究成果やデータを網羅的に活用しつつ、新たな解析手法を加え、効果的な成果を上げる。長期観測データなども活用し、 GISなどの解析技術と融合することで、論文執筆に取り組んでいく。持続的な水資源の維持管理手法の手順等の提示による技術指針のみならず、防災計画に必要となるハザードマップや水流出予測モデルなどを作成することで、各地域への普及・展開を進める。「水」を核とした、資源管理と防災を両立し、将来の日本で懸念される人口減少社会下、アジア・アフリカ地域で継続する水と食料の課題における流域資源管理の一環としてのグリーンインフラ整備から、灌漑用水の確保などの農業発展にも寄与できる成果を出していく。

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